おっぱいケアとマッサージの必要性
2020/04/25
準備が必要
妊娠中、母乳で育てようか混合にしようか…。誰かに何か言われないと考えませんよね。
初めての出産ならばなおさらです。
まずは、出産という大イベントが待っていますからね。
でも、母乳で育てたい気持ちが少しでもあるなら、妊娠中からケアをしたりしておく必要があります。
なぜなら、妊娠中に乳頭・乳輪のケアを全くしていないと、乳頭・乳輪が硬すぎて赤ちゃんが吸い付きづらくなってしまうのです。
ケアをするメリットとしては、
◎乳頭・乳輪が柔らかくなることで、赤ちゃんが吸い付きやすくなります。
柔らかいということは、乳頭のトラブルが起きにくく、起こったとしても軽症で済むのです。
◎乳管の開通がスムーズになり、産後に起こりやすい乳房のトラブルも起こりにくくなります。
そして、なにより「絶対に母乳で育てたい!」という気持ちが湧いてきます。
目指すは耳たぶ
初めは鼻くらいの硬さの乳頭、最終的には耳たぶくらいの柔らかさを目指しましょう!
現在授乳中の私、確かに耳たぶ程度の柔らかさです(笑)
☆乳頭・乳輪のお手入れとマッサージ☆
➀【乳頭・乳輪にオイルを塗り伸ばし、10分以上ラップをかぶせてオイルパックをします。(オイルは植物成分由来で鉱物油でないものを使ってください)】
➁【乳頭にふやけた白いかたまり(分泌液が固まったもの)が見えてきたら、そっと押し出してみてください。(かたまりが取れます)】
➂【乳頭と乳輪をもみほぐすようにやさしくマッサージをします】
乳頭マッサージをすると、乳頭から乳白色の分泌液が出ることがあります。これは、乳管の一部が開通している証拠です。
分泌液が固まって、乳頭にこびりつくことがあるので、オイルマッサージや入浴時の皮膚が柔らかくなっているときに、やさしく取り除くようにしてください。
☆乳房のマッサージ☆
➀【乳房の付け根を左右の乳房それぞれ片手で下からリフトアップします。(鎖骨が揺れるくらいしっかり動かしてくださいね)】
➁【右乳房は右下から両手で鎖骨に向かって斜め上に、左乳房は左下から両手で斜め上に揺らすのをそれぞれ10回ずつ行います】
始める時期ですが、主治医から妊娠経過が順調だと言われ、安定期に入ったら開始してください。
※お腹が張ったりしたら無理をしないでくださいね。
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