完全母乳育児の極意

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乳頭混乱で母乳を飲んでくれなくなった失敗談

      2020/04/25

乳頭混乱の原因

乳頭混乱とは、入院中に哺乳瓶でミルクや糖水を与えたことにより、赤ちゃんがゴムの乳首の感触を記憶してしまうことで、ママの乳首を嫌がり、母乳を飲まなくなってしまう状態のことです。

母乳を飲むためには、赤ちゃんもたくみな技術と労力が必要ですからね。

慣れるまでは、繰り返しおっぱいを吸わせることで上手になっていくものです。

ママのおっぱいに慣れようと頑張っている時に、哺乳瓶でミルクや糖水を飲んでしまうと、楽に飲める哺乳瓶の方を好んでしまい、大変なおもいをして飲まなければならないママのおっぱいを拒否するようになってしまう事があります。

楽な方を好んでしまうのは、私たち大人も同じですね。

例えば、今では主流になっている車のパワーウインドー(窓がシューンと開くやつです)、以前は持ち手がついてて手でグイングイン回して窓を開けていたはずです。(昔、実家で親が乗ってたカローラは手動でした)

でも、パワーウインドーが出始めたら、楽だし疲れない電動のほうが良くなっちゃいましたもんね。

大人でも子どもでも楽な方を選ぶのは自然なことです。

入院中にミルクあげたら…

第1子の娘のときは、出産後2日目から母子同室になりました。

妊娠高血圧症候群になっていた為、母乳をあげたい気持ちと、薬の影響を心配する自分がいました。

一応は、ミルクを飲ませる前におっぱいを吸わせていましたが、乳頭が切れて痛かったこともあり、たいして吸わせていませんでした。

おっぱいの前にミルクを作っておき、形だけおっぱいを吸わせてから、間髪入れずにミルクを飲ませていました。(しかも毎回)

そんなことをしていたので、娘は私のおっぱいを飲むときは、うまくくわえられずに泣いてばかりでした。

育児日記によると、入院中は1日のトータルで500ml弱娘にミルクを飲ませています。

今から考えると、ミルクを飲ませすぎですよね。

乳頭混乱にならないためには

1回の哺乳瓶の使用で、ママの乳頭を嫌がり始める赤ちゃんもいるそうです。

なので、やむを得ず糖水やミルクを足す場合は、哺乳瓶ではなくてスプーンなどであげるべきだと思います。

入院中は看護師さんや助産師さんに、哺乳瓶のゴムの乳首に慣れてしまうことが心配なのでそれ以外の方法であたえたいと伝え、協力してもらいましょう。

病産院でもそれぞれ方針が違うので、要望を受け入れてくれるところと、そうでないところがあるかと思いますが、後でママが後悔しないためにも、母乳育児を強く勧めている病産院を選ぶことが大事ですね。

ちなみに、私が娘のときに入院した産院では、娘が母子同室になる日には個室にミルトン・哺乳瓶・ミルク缶・ポットが看護師さんによって運び入れられました。

ミルクの調乳指導までありましたしね。

私は産院選びを間違えましたよ。

これから、病産院を選ぶ方は参考にしてください。↓

母乳育児には産婦人科が大事!病産院を選ぶ5つのポイント

 - 母乳育児について

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