子宮の回復とダイエットに効果的な母乳育児
出産後の子宮回復
出産後に、子宮が収縮することによりママの体は回復に向かいます。
その、子宮収縮に関係しているのが、脳下垂体から分泌されるオキシトシンというホルモンです。
オキシトシンは、産後に赤ちゃんが乳頭を吸う刺激で分泌されるので、おっぱいを吸ってもらえば子宮の収縮も促進されるという仕組みです。
子宮の完全な回復には、産後3ヶ月〜半年くらいはかかりますが、出産直後から頻繁に授乳を続けることで、ママの体の回復を早めることにつながるのです。
赤ちゃんは、おっぱいを吸うことでママに天然の子宮収縮剤を提供してくれているのですね。
生まれてすぐに親孝行してくれるなんて…。愛おしすぎます。これから精一杯育てていくからね!っていう気持ちになりますよね。
授乳はダイエット効果も
妊娠中に太ってしまう方は多いと思います。
赤ちゃんの体重やおっぱいが大きくなっているためでもありますが、それ以上にママの体脂肪が増加するのは、産後の授乳に備えてのことなんだそうです。
私も妊娠中はど〜んと体重が増えましたよ。
☆私の体重の変化です☆
妊娠前…53キロ
出産直前…62キロ
産後半年〜現在…48キロ
なんとっ!妊娠前より−5キロです。
しかも、たくさん食べてます。
おっぱいを吸われるとお腹が空くんですよ。
白米がおいしくておいしくて妊娠前に比べたら2倍は食べてます。
それでも全然太らないんですよ。
母乳育児は、妊娠中に蓄えたカロリーを授乳によって消費できるのだということは知っていたのですが、ここまでとは!!
☆ちなみに完全ミルクで育てた娘の時の私の体重の変化です☆
妊娠前…49キロ
出産直前…60キロ
第2子妊娠まで…53キロ
残念なことに、妊娠前の体重には戻らず53キロをキープ。
しかも、体重を妊娠前に戻したくて結構努力もしました。
大好きな白米の量を減らしたり間食を我慢したり、カーヴィーダンスもヤーナリズムもDVDを観ながら大汗かいてやってました。
なのに、53キロから微動だにしない体重。
私は生涯53キロよりも痩せることはないんだなって諦めていたのに…
今48キロです!
母乳育児バンザイです!!
授乳中のママの体は、カロリー摂取が制限されても、母乳をつくり出せる仕組みになっているのだそうです。
でも、『ダイエットしたいから』という理由で食事を抜いたりするのは、ママの健康面や赤ちゃんの栄養面からも好ましくありません。
バランスのとれた食事を3食きちんと食べたいですよね。
私が注意しなければならないのは、卒乳後ですね。
おっぱいをあげないのに、今のまま食べていたら確実に太ると思います。
私、根っからの食いしん坊なので気をつけます!
関連記事
-
-
お風呂に入ってるときに泣き声が聞こえると母乳が出てくる
母乳をあげたくてカラスの行水 旦那に娘と息子を見ててもらって、一人で入浴したとき …
-
-
母乳の栄養と免疫機能。おっぱいの味体験談
完全栄養食品 ママの血液から作られる、なんとも神秘的な母乳。 「白い血液」と呼ば …
-
-
完全母乳育児は栄養面から。妊娠中の具だくさん味噌汁の作り方
日本人なら味噌汁! みなさんは味噌汁って好きですか?普段飲んでますか? 味噌汁と …
-
-
1人目は完全ミルク2人目は完全母乳で育てた
ミルクの娘と母乳の息子 ミルクでも母乳でも、子どもたちはすくすく元気に育ちました …
-
-
母乳が出ているのか心配なママ。赤ちゃん用の体重計は必要なのか
体重の増減に一喜一憂 赤ちゃん用体重計は、用意する必要ありません。(病産院から体 …
-
-
まわりの人は母乳育児ママのことを信じてあげて
意地じゃないんです 完全母乳で十分に育つんです! なのに、まだまだ勘違いしている …
-
-
授乳後にゲップをさせる理由。完全ミルクと完全母乳の違い
授乳後のゲップ、なかなか出ないと「なんでなんで〜?!」ってなりませんか? 「ゲッ …
-
-
母乳育児でカチンコチンのおっぱい。圧抜きの方法
身動きがとれなくなるほど痛い 母乳育児をしていると経験する人も多いのでないでしょ …
-
-
乳頭混乱で母乳を飲んでくれなくなった失敗談
乳頭混乱の原因 乳頭混乱とは、入院中に哺乳瓶でミルクや糖水を与えたことにより、赤 …
-
-
母乳育児で乳首が切れてしまう理由と対処法
乳首が切れてしまう原因と対策 ◎乳頭の含ませ方が浅いとき◎ 授乳に慣れていないマ …